手軽にFPSを上げられるロスレススケーリングがめちゃめちゃ便利だった

お久しぶりです、じゅにあです。

今回は、ロスレススケーリングというアプリを使い始めたところかなり良い感じだったので、自分なりの感想などを書いていこうと思います。

タイトル通りですが、お手軽にFPSを向上させることがきてかなりすごいので、気になった人にはぜひ試してもらいたいですね。

以下ではより詳しく書いていくので、ぜひ読んでいってください!

ロスレススケーリングって?

まず最初に、そもそもロスレススケーリングとは何か?という話をしていこうと思います。

アップスケーリングをしてくれるアプリ

ロスレススケーリングの機能は大きく二つあると思っていて、その内一つがアップスケーリングというものになります。

名前にもスケーリングとついていますしね。

で、こちらのアップスケーリングとは何かというと、画像や動画の解像度を上げる技術であり、ロスレススケーリングの場合は選択しているウインドウの解像度を上げてくれます。

例えばPCでゲームをやるときに、スペックが足りなくて解像度を少し落としているとします。

そんな時に、アップスケーリングをすることで実際の解像度よりも高い解像度の映像が出力されるって感じですね。

こんな感じで、解像度を高めるというのがロスレススケーリングの主な機能の一つ目です。

フレーム生成もしてくれる

ロスレススケーリングのもう一つの大きな機能として、フレーム生成というものがあります。

これは読んで字のごとく、選択しているウインドウの映像に対してフレーム生成をしてくれるという機能ですね。

詳しくは調べてもらった方がいいと思うんですが、めっちゃざっくりというと映像を滑らかにしてくれる機能と言えると思います。

動画なりゲームの映像なりっていうのは、実はパラパラ漫画みたいな仕組みで動いていて、パラパラ漫画でいうところの各ページのことをフレームと言います。

フレーム生成は、今のフレームと次のフレームからその間のフレームを生成することで映像を滑らかにする技術って感じですね。

そんな感じで、アップスケーリングとフレーム生成がロスレススケーリングの二大機能です。

もしかしたらこの二つ以外にも機能はあるのかもしれませんが、自分はちょっと把握していないですね。

ゲームに限らず動画とかにも使える

ロスレススケーリングの特徴というかすごいところとして、ゲームだけでなく動画とかにも適用できるという点があります。

アップスケーリングはともかくフレーム生成ってゲームに対して適用するものが多い印象なので、動画にも適用できるのは何気に珍しいと思います。

このアプリは選択しているウインドウの映像に対してアップスケーリングなりフレーム生成を行うという仕組みです。

なので、動画を再生しているウインドウを再生すればその動画に対してアップスケーリングやフレーム生成が行われるってわけですね。

例えばYouTubeを再生しているウインドウを選択してあげれば、本来よりも滑らかな映像を楽しめたりできるって感じです。

ロスレススケーリングに関する簡単な説明はこんなところですかね。

使ってみた感想

ここからは、ロスレススケーリングを実際に使ってみた感想について書いていこうと思います。

フレーム生成はかなりすごい

まずフレーム生成機能についてですが、こちらはかなりすごいです。

自分の場合、使っているゲーミングノートのディスプレイのリフレッシュレートが144Hzなので、ゲーム側の設定を60FPS、フレーム生成後に120FPSになるような設定で使うことが多いです。

で、生成後の映像ですが本当になめらかになります。

あくまでもフレーム生成なので、多少なりとも不自然な感じがするかと思いきや、個人的には全く違和感は感じずかなり自然に思えました。

また、こちらもフレームを生成している関係で多少なりとも遅延が生じるはずなのですがこちらについても全く感じませんでしたね。本当にすごい。

ゲーム側の設定で120FPSにするとPCに対する負荷が結構大きくなるのですが、ロスレススケーリングの場合はそこまで大きな負荷はかかっていない…気がしています。

負荷に関してはメモリやGPU、CPUの稼働率を見ればもう少し詳しくわかりそうですが、少なくとも体感では負荷は低そうに感じました。

負荷が低く、遅延・不自然さもほぼ感じられなかったので、かなりすごいなと思いましたね。

もちろん、格ゲー等のフレームレベルの入力や判断が求められるゲームでは厳しいと思いますが、普通のアクションゲーム、特に一人用のアクションゲームをやる上では何も気にせず使えると思います。

Switchのゲームに適応した結果が感動レベル(キャプチャボード利用)

普通にPCゲームに対してロスレススケーリングを適用しても十分すごいのですが、それよりも感動したのがSwitchのゲームに適用した場合です。

この場合もアップスケーリングではなくフレーム生成が特にすごかったです。

やり方としては、キャプチャボードを経由してSwitchの映像をPCに取り込み、その映像に対してロスレススケーリングを適用って感じ。

Switchのゲームってものによっては30FPSくらいのものもあったりするんですが、そのようなゲームを60FPSやそれ以上で遊べたりするわけです。

本来30FPSのゲームを60FPSでプレイするとかなり印象が変わって、正直ちょっと感動するレベルです。

例えば『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』は本来30FPSのゲームのはずですが、これが60FPSで遊べたりするわけですね。

30FPSだとしても文句なしで名作だと思うし、30FPSであることが欠点だと思ったこともないんですが、いざフレーム生成で60FPSにしてみると明らかになめらかさが変わってびっくりしました。

映像表現がさらに一段上に行った感じといいますか…。正直これは自分で体験してみないとわからないかもしれない類の感動な気がします。

ただ、この方法でロスレススケーリングを適用する場合、OBSなどのキャプチャソフト越しに映像を見る必要があるので遅延は明確に発生します。

しかも、キャプチャソフトの遅延+フレーム生成の遅延で二重の遅延が発生するのでゲームによっては少し厳しいですね。

自分の場合、ゼルダとかであれば問題なくプレイできますが、スプラトゥーンはちょっときついかなって感じでした。

そんなわけで、ゲームによっては遅延が厳しかったりもするのですが、フレーム生成自体は感動するレベルで効果があると思いました。

動画に適用してもいい感じ

また、ロスレススケーリングを動画に適用できるということは既に書きましたが、こちらも中々いい感じでしたね。

こちらも特にフレーム生成の恩恵が大きいかなと思います。

自分はYouTubeくらいでしか試していないんですが、YouTubeが120FPSとかで観れるのって中々新鮮でそれだけでちょっと楽しいです。

動画のジャンルとかにもよるかもですが、ゲーム配信とかだとFPSが上がる恩恵が結構大きいかなと思いました。

上手く言語化できないんですが、映像がなめらかだと観ていて気持ちが良いんですよね。なんでなんだろ…?

そんなわけで、ロスレススケーリングは動画に適用してもいい感じでした。

アップスケーリングはよくわからない

で、ここまで主にフレーム生成についての感想を書いてきたわけですが、アップスケーリングの方はどうかというと正直よくわからなかったです。

あえて映像の解像度を結構落としたうえでアップスケーリングを行えば結構変わるのかもしれませんが、今回はそういった使い方はしていないこともありあまり体感できず…。

あとそもそもとして、自分が使っているモニタ(というかノートPCのディスプレイ)の解像度がフルHDなので、解像度をそれ以上に上げても意味ないんですよね…。

それもあってアップスケーリングについてはイマイチわかっていません。

もし今後色々実験してみたらまた感想を載せますね。

スペック不足を補うために使うのがよさそう

こちらに関しては多分そうだろうなって感想なんですが、つよつよPCに適用してさらに高FPSに!みたいな使い方はちょっと微妙かなと思います。

それよりも、ちょっとスペックが足りてないPCに適用して快適度を上げるって使い道の方がよさそうに感じました。

というのも、ロスレススケーリングの機能で一番有用なものはフレーム生成だと思っていてですね。

フレーム生成の恩恵が最も大きいのって高いFPSをさらに高めるっていうよりは低めのFPSを押し上げるときだと思うんですよね。

例えばFPSを2倍にすることを考えた時に、120FPSを240FPSにする場合よりも30FPSを60FPSにする場合の方が効果が大きいんじゃないかなって。

なんというか、元々なめらかな映像をもっとなめらかにするより、元々ちょっとカクついている映像をなめらかにする方が体感できる効果が大きいんじゃないかなって予想ですね。

なので、元々高性能PCに適用するよりちょっとスペックが足りていないPCに適用してカクつきを解消するのが良さそうと思ったというわけです。

まあ、240FPSの映像出力ができるモニタなんて持っていないので、もし120FPSと240FPSでは雲泥の差があったりすると、高性能PCでも使う価値が大きかったりするかもですけどね。

注意点

ここからは、ロスレススケーリングを使うにあたってのちょっとした注意点みたいなものを書いていきます。

ロスレススケーリングを快適に使うためのスペックはよくわからない

まず一点目が、ロスレススケーリングを快適に使うためにどの程度のPCスペックが必要なのかは正直よくわかっていません。

どういうことかというと、ロスレススケーリングでアップスケーリングやフレーム生成を行うために、多少なりともPCのリソースを割くはずですよね。

で、あまりPCのスペックが低いとそもそもそのリソースが足りない、みたいなことになるんじゃないかなと。

いわゆるゲーミングPCの類なら多分問題とは思うんですが、普通のPCで快適に使えるかはちょっとわからないですね。

ロスレススケーリングはゲーム用途に使うことが多分多く、その場合ゲーミングPCを使うことが多いと思うので大体の場合は問題にならないと思いますけどね。

とはいえ一応注意点として挙げておきます。

高FPSにするならモニタ側が対応している必要あり

二点目が、高FPSでゲームを遊びたいならモニタ側が高FPSの映像出力に対応している必要があるという点ですね。

例えば、フレーム生成後をした結果として120FPSで遊びたいのであれば、モニタ側が120FPSで映像出力できる必要があるというわけですね。

よく考えてみると当たり前の点ではありますが、忘れがちな点でもあると思うので注意しておきましょう。

ここではFPSの話しか書いていませんが、多分アップスケーリングに関しても同様なのかなと思います。

注意点に関してはこんなところですかね。

まとめ

というわけで今回はロスレススケーリングというアプリを使ってみた感想について書いてみました。

安くお手軽にFPSの向上やアップスケーリングができて非常に便利なので、PCでゲームを行う人にはぜひ試してみてほしいですね!

使用感もかなり良いので、自信をもっておススメできます。

では今回はこんなところで!

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