面接の振り返りと就活で学んだこと

おはようございます、じゅにあです。

今回は少し前の記事の続きとして、就活体験記part2を書いていこうと思います。

前回の記事はこちら。

part1では自分の経歴や就活の流れなどについて書いたのですが、就活全体を通じて感じた事などを書いていこうと思います。

それではどうぞ!

就活を振り返ってみて

まず最初に、就活を振り返ってみて感じた事をいくつか書いてみます。

面接対策はある程度必要

何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれませんが、実際に就活をしてみて面接対策は結構重要だなと感じました。

面接対策って言っても、仮想質問を何個も考えて、その回答を完璧に覚える、みたいなことは多分する必要が無いと思います

暗記をするのではなく、仮想質問を考えてその回答を一度しっかりと考えてみるというのが重要なんじゃないかなと思います。

すぐ後の節でも話しますが面接ってあくまでも自分の言葉で話すのが大事だと思っているので、回答を覚えるのはあまり意味がない。

とはいえ、事前に一切何も考えずに面接に挑んで的確に自分の考えを話せるかというとそれも結構難しい。

なので、よく聞かれるであろう質問、例えば志望理由とかキャリア観とかその辺ですね、については事前に一度は考えておくというのは結構意味があると思います。

普段からよく考えていることとか慣れ親しんだことについては咄嗟の場面でも結構話せますが、そうじゃない内容っていきなり話すのは結構難しいんですよねぇ…。

特に面接ってどうしたって多少なりとも緊張する場ですし。

自分の場合は、例えば研究の話とかは割とどの面接でも流暢に話せましたが、キャリア観なんかは緊張してるとちょっと話すのに手間取ったりしましたね。

事前に一度でも考えてなければもっと手間取っていたと思うので、前もって一度は考えるというのは結構重要だと思いました。

面接は対話なので自分の言葉で話すべき

上の方でも少し書きましたが、面接では自分の言葉で話すのが大切だと思います。

良く聞かれそうな質問に関しては予め自分の考えを用意しておいた方が良いというのは上述の通りなんですが、面接って人と人のやり取りなんですよね。

なので、どんな質問をされるのかっていうのは面接毎に違うし、空気感や流れも毎回異なります。

回答を覚えるってスタンスだと想定外の流れで面接が進んだ場合や、予想外の質問が来た時に不必要に焦ってしまう可能性が高いと思っています。

ですので、回答を完璧に用意してその流れでしか話せないという状況はむしろ危険なのではと思います。

また、よく言われることですが、面接ってあくまで対話であり、企業は求職者の考え方や価値観を見たいと考えているはずです。

なので、あくまで自分自身の考え方を自分の言葉で話すというのが一番大切なんじゃないかなと。

あと大前提として、多分面接において正しい回答というものはないです。

企業の社風とかに寄せた回答をするっていうのは可能だと思うし、その方が内定を得るっていう意味では有効なのかもしれません。

でもその回答が自分の考え方や価値観と違った場合、多分内定をもらったとしても結局入社してからしんどいと思うんですよね。

次の転職前提で入社するのもおかしな話であり、自分に合う会社に入社するのがお互いにとってハッピーなはずなので、そういう意味でも自分の価値観を捻じ曲げた回答はしない方が良いと思います。

あくまで自分の考えを自分の言葉でというスタンスが良さそうです。

プログラミング試験はボロボロだった

以前の記事でも少し書いたのですが、自分が受けた企業では、選考の一環としてプログラミング試験を採用しているところがあり、どれもボロボロでしたね。

元々プログラミングって別に好きでも嫌いでもなく、必要に迫られたらやるって感じだったんですが、しばらく書かないでいると驚くほど書けなくなりますね…。

文法を忘れてるってのもそうだし、そもそもとしてプログラミング的な思考というかそういうのがかなり落ちてるなって感じました。

時間をかければ多分出来るんだろうけど、ライブコーディングみたいな形式だから緊張するし色々忘れてるしで本当にひどかった。

もう少し日常的にコードを書くっていう習慣を身に付けないとまずいかもと思いました。

割と何事もそうだと思うんですけど、理解できるっていうのと実際に自分ができるっていうのは結構違くて、両者の間には割と大きなギャップがあるんですよね。

で、自分は最近理解した段階でやめちゃってることが多いのかもなーってプログラミング試験を通して思ったりもしました。

少なくともプログラミングに関しては自分でできるってレベルから少し落ちている気がします。

結果そのものは酷かったけど、そんな感じで反省できたのでプログラミング試験を受けたこと自体は良かったと思っています。

就活でやってよかったこと

次に就活でこれやって良かったなーって思ったことについて書いていきます。

ここでいう良かったとは、内定を得るために有効って意味もあるにはあるんですけど、何というかもっと広い視点で自分の為になったなって感じた事です。

自己分析

一つ目がいわゆる自己分析で、これは本当にして良かったなって思います。

今回就活するにあたり、企業探しや面接対策の一環で自己分析をしたのですが、自分自身の価値観や趣味嗜好も把握することができてかなり良かったなと。

そんなんしなくても自分の事は自分が一番わかるわって思うかもしれませんが、これが意外とそうでもない。

少なくともしっかりと言語化できるまで理解できている人って中々いないんじゃないかなと思うんですよね。

例えば、好きなこととしてゲームがあるとするじゃないですか。じゃあなんでゲームが好きなの?って考えたときにハッキリと答えられますか?

ゲームが好きな理由として、楽しいからと答えたとして、じゃあなんで楽しいの?って考えたときにさらに回答を用意できますか?

自己分析ではこんな感じになんで?を繰り返していくので、好きなことや自分の考え方が理由付きで見えてきます

少なくとも自分はここまで突き詰めて考えていくってことはほとんどしてこなかったので、とても役に立ったし面白かったです。

具体的な自己分析のやり方は多分色々あるし完璧な正解ってあるのかわからないんですが、自分の場合は以下の二つを行いました。

  • 小さいころからの自分を振り返る
  • 何が好きで何が嫌いかを考える。

自分自身を振り返るのは所謂自分史とかって言われるやつですね。

例えば小学生の頃はどんなことをして過ごすことが多かったかとか、特別なイベントとしてこんなことがあったとかそういったことを振り返っていきます。

どちらについてもなぜそう感じるのかを何度も自問自答しながら進めていきました。

そうやって自己分析をしていくと、自分自身を見つめなおすことができるというか、自分に対する理解が深まるというかで本当に楽しかったです。

今後も定期的にやってみようかなって思っています。

企業研究

次にやって良かった事は企業研究です。

これは単純に世の中にどんな仕事があるのかを知ることができるって意味で役に立ちました。

当たり前の話なんですけど、仕事を探そうにもどんな仕事があるのかという知識が無ければ探すことすらできないですよね。

お恥ずかしながらこれまで企業研究の類ってほとんどしたことが無かったので、かなり勉強になりました。

実際、企業研究をしたおかげでコンサル業に興味を持つことができて内定に繋がりましたしね。

まあコンサル業はどう?って聞いてくれたのはエージェントの人なんですけどね…。

とはいえ、企業研究もやって良かったなって思いました。

博士卒は就職できない・高望みしているは本当か?

最後に博士の就職でよく言われる…様な気がすることについて、自分なりの考えを書いてみようと思います。

転職活動をしてみて感じた自分なりの考えなので、特に根拠とかがあるわけでもなく主観バリバリなのでそこはご了承ください。

少なくとも情報系ならば就職先はある

まず、博士卒は就職が出来ない・就職先がないという話。これは良く聞くと思います。

ある意味では正しくて、多分大体の大学において、情報系の学部・専攻ならば、普通に民間就職をするなら修士まで進み就職する方が選択肢が広いと思います。

かなり専門性の高い業種とかの場合は博士卒を評価されることもあるかもしれませんが、ケースとしてはそんなに多くない気がします。

そこまでの専門性は求めていないけど、ある程度の素養はあるということでバランスが良いのがきっと修士なんじゃないかなと。

なので、研究職や専門性が高い仕事以外の場合は修士の方が選択肢が広がると思います。

ただ、じゃあ博士まで進んじゃうと全く就職先がないのかというと実はそんなこともありません

博士を積極的に採用する企業というのは割合としては確かに少ないと思いますが、博士号をきちんと評価してくれる企業というのも存在しています。

博士号というより、博士課程での経験を評価してくれる企業というか。

その場合、専門性を評価するというより、むしろ論理的に考えることが出来る点や継続して勉強をすることができる点などが評価される模様です。

コンサル系なんかは論理的な考えが出来ることを評価されるっぽくて、自分が内定をいただいた企業もコンサル色が強い企業でした。

もちろん研究職など、専門性が評価されるケースもあります。

高望みしているは半分本当

もう一つが、就職先を高望みしすぎてるから就職が出来ないという話。

こういう話、どっかで見かけた気がするんですが、半分本当で半分嘘…というかどうしようもない面もあると思っていて。

というのも、高望みしなければ就職できるという話はその通りで、極端な例を挙げるとバイトとかでもいいなら多分働けます。

その場合も生活は多分出来るんじゃないかなと思います。

一方、正社員を目指した場合話が変わってきて、博士を積極的に採用しようとしている会社っていわゆる大企業とかが多いんですよね。

統計とかを取ったわけではないので主観に過ぎないんですが、少なくとも自分はそう感じました。

もちろん積極的に博士を採用していない企業でも受かることはあると思うし、大企業以外の企業で博士歓迎のパターンもあります。

自分が内定をいただいた企業もいわゆる大企業ではないですしね。

とはいえ、博士を採用したがる企業は大きい企業が多く、結果として高望みのように見えるというのはあながち間違ってはいないと思います。

まとめ

ということで、今回は就活をしてみた感じた事第二段でした。

一旦就活関連の話はこれで終わると思いますが、また何か思い出したことがあれば追記したり新たに書くかもしれません。

ではまた!

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