Meta Quest3を半年近く使った感想。マジで未来です。

おはようございます。じゅにあです。

タイトル通りですが、実は私、去年の年末ごろにMeta Quest3を購入しておりましてですね。

感想を書こうと思いつつ気づいたら半年も経ってしまっていました…。

そのせいでだいぶ今更な感じにはなってしまったのですが、約半年使用レビューということで感想を書いてみようと思います。

一言で簡単に感想を言ってしまうと、マジで未来を体験できるデバイスだと思います。

自分自身Meta Quest 3が初めてのVR機器だってこともあるとは思いますが、VRもMRも本当に完成度が高くて感動しました。

もちろん、簡単に買えるお値段ではないので手放しでおすすめできるわけではないですが、一度体験する価値はあると思います。

体験しないとわからない系のデバイスですね。

以下ではもうすこし詳しく感想を書いていくので、良かったら読んでいってください。

買ったきっかけ

まず最初に、そもそもなんでMeta Quest 3を買ったのか、そのきっかけについて書いてみようと思います。

というのも、Meta Quest 3って結構高いデバイスなので何かしらの理由がないと普通買わないですよね。

自分が購入した理由を書くことで、『なるほどそういう理由でほしくなることがあるのか』って思う人もいるかなと思ったので簡単に理由を書いてみます。

Vision Proに備えて一度VR・MRを体験してみたかったから

一番大きな理由としては、Appleが発売しているVision Proに備えて一足先にVR(仮想現実)やMR(複合現実)というものを体験してみたかったからです。

Vision Proというのはアメリカでは既に発売されているめちゃくちゃ高い空間コンピューティングデバイスですね。

Appleが空間コンピューティングという言葉を使っているのでここでもその様に書きましたが、大体VRやMRだと思ってもらえれば大丈夫なはずです。

で、そのVision Pro。めちゃくちゃ高い上に日本での発売はまだ先なんですが、めちゃくちゃ気になってしまってですね。

Meta Questを買えば一足先に(Vision Proと比べれば)安く体験できるのでは?と思ってしまったから、というのがMeta Quest 3を買った大きな理由になります。

もしかしたらVision Proが今のスマホみたいに生活必需品レベルになる未来もあり得なくはないと考えたのも理由の一つですね。

いずれにせよ、VR・MRを体験しておきたいなって考えたというわけです。

自分へのクリスマスプレゼント

また、こちらはあまりにもどうでもいい理由になってしまうのですが、購入当時クリスマスシーズンだった+大変だった仕事が一段落した時期だったので、自分へのプレゼントとして買ったという側面もあります。

どうでもいい理由と書きましたが、実際誕生日だったりとかクリスマスだったりって少し高めの買い物をするときの大義名分になりますよね。

なので、高めの買い物で罪悪感を覚えてしまうってときは、誕生日だったりクリスマスにプレゼントとして買うの結構おススメです。

簡単に概観紹介

開封時の写真がいくつか残っていたのでMeta Quest 3ってこんな感じだよって示す意味も込めて載せておきますね。

まず外箱はこんな感じ。

開けるとこんな感じです。

取り出してみます。

コントローラはこんな感じ。

実際に使って感じた良かった点

次に、Meta Quest 3を実際に使ってみて感じた感想を書いていきます。まずは良かった点から。

MRの近未来感がすごい

Meta QuestといえばVR機器というイメージが強いと思いますが、3になりパススルーの画質が向上したことでMRがとにかくすごいです。

パススルーとはMeta Questを装着しながら、Meta Questのカメラを通して現実の景色も見れる機能になります。

Meta Quest 2でもパススルー自体はあったらしいのですが、画質あまり良くなかったとのこと。

しかし、Meta Quest 3で高画質になったことで、現実世界に仮想の映像が浮かんでいるように感じられてかなり近未来感があります。

チュートリアル的なアプリでもMRのものがあるのですがこの時点ですごい。

壁や天井が割れる演出から始まり、小さな可愛らしいエイリアン?を倒すといった内容なのですが、まるで本当に自分の部屋にエイリアンが現れたような感覚になります。

動画鑑賞の臨場感が大きい

また、ひそかに期待していたこととして、VRでの動画鑑賞というのがあったのですが、こちらも満足度が高かったです。

目の前に巨大なスクリーンがあるって感じで動画鑑賞が可能なので、臨場感がとてもあります。

映画とかを観ると結構映画館気分を味わえますね。

ちなみに映画はPrime Videoで観たんですが、Meta Quest用のPrime Videoアプリの評価がとても低かったのでブラウザ経由で観たところ、問題なく観ることができました。

もしMeta QuestのPrime videoアプリが使いにくくて困ってるって人がいたら、ブラウザ経由で観てみることをおススメします。

VRの没入感も当然すごい

また、ある意味当たり前かもしれませんがVRの没入感もすごいです。

自分を中心に360度VRの世界があるのでそりゃ没入感もすごくなりますよね。

VRの没入感を一番味わえるのはやはりゲームだと思っていて、例えばバイオハザード4では360度視界があることに加えて、実際に体を動かすような操作になっていることで、さらに没入感が増します。

例えば銃を構えて撃つということ一つとっても、腰のあたりから銃を取り出し、構えて撃つという一連の動作を実際に自分の動作として行う必要があります。

さらに、リロードの際には銃を持っている手とは反対の手でマガジンを取り出し銃に装填するという動作まで行います。

この体感型の操作に加えて、目の前に360度ゲームの世界が広がってるわけです?聞いてるだけでも相当没入感ありそうじゃないですか?

あとはMeta Questのチュートリアル的なゲームでコントローラ操作ではなくハンドトラッキング操作を体験できるものがあったのですが、これもすごいです。

ゲーム内で実際にモノを持ったり押したりする動作を行うわけですが、没入感が高すぎて本当にモノがある感覚がしてくるんですよね。バーチャルのはずなのに…。

そんな感じでVRに関しても本当に没入感がすごいです。

音質も悪くない

Meta Questはイヤホンジャックがあるし、Bluetoothでイヤホンを接続することもできるんですが、イヤホン類をつながなくても意外と音質が悪くないです。

別にイヤホンをつなげばいいだけではあるんですが、イヤホンつけっぱなしで長時間過ごすのも疲れてしまうので、スピーカーの音質がいい感じなのは地味に嬉しい点です。

また、スピーカーは結構指向性が強いようで、イヤホンをつけずに使用してもそこまで音漏れしなさそうなのもありがたいですね。

もちろん音量を上げれば音漏れもしますが、まあそれは当たり前ということで…。

眼鏡ユーザでも問題なく使える

また、これも何気にありがたかったことなんですが、眼鏡をつけてても問題なく使えます

顔にかぶせる部分の深さと幅が結構あるので、よほど大きな眼鏡をかけているとかじゃない限り、Meta Questと眼鏡が干渉するということはないと思います。

正直Meta Questを使う上で一番不安だったのが、視力が悪くてもちゃんと楽しめるかどうかだったので、眼鏡をかけていてもちゃんと使えるのはかなりありがたかったです。

実際に使って気になった点

ここまではMeta Questを実際に使ってみてよかった点を書いてきましたが、ここからは少しイマイチだった点に書いてみようと思います。

MR利用時には明るさが必要

まず一つ目が、ある程度明るいところじゃないとパススルーを用いたMRを使いにくいという点になります。

少し暗めのところでも使えるは使えるんですが、明るいところで使う場合と比べて解像度が明らかに落ちるんですよね。

別に部屋を明るくすればいいのでそこまで問題があるわけではないんですが、普段自室の照明を少し暗めにしてるので、Meta Questを使うときに照明の明るさを調整するのが若干面倒なんですよね…。

と、ここまで書いたんですが、最近のアップデートで暗い時でも解像度が落ちづらくなってました

解像度なんてハードウェア的なものな気がするんですが、OSアップデートで改善されるのすごいしありがたいですよね。

MRの画質はイマイチ

また、MRの画質に関しては、感動するほどいいって程ではないです。

もちろん、現実世界と仮想世界が重なるという体験そのものはすごいんですが、画質面では感動はしませんでした。

まあ、期待度が上がりすぎていただけという説はありますし、例えばMeta Quest越しでもスマホの文字が読める程度の解像度はあるので欠点ってわけではないんですがね。

電池持ちは悪い

電池持ちがあまり良くないのもMeta Questのイマイチな点だと思います。

具体的には、ゲームや動画視聴といった使用用途で大体3時間持つか持たないか、くらいの電池持ちですね。

ほかのVR端末を使ったことがないので相対的な比較はできないのですが、もう少し電池持ちがよかったら嬉しかったなと思います。

ただ、自分の場合長時間VRコンテンツを利用していると少し酔ってくるので、長時間の利用を抑制してくれる、という意味では電池持ちが悪いのは良かったのかもしれません。

マルチモニタ用途には少し微妙

PCとつなぐことで、Meta Questをディスプレイ代わりに使用することが可能であり、結構期待していたんですがちょっと微妙でした。

仮想的なモニタを複数枚用意することも可能で、画質的にも特に問題はないので品質的な部分では文句はありません。

じゃあどのあたりが微妙なのかというと、Meta QuestをかぶってPCにつないでアプリ立ち上げてっていう一連の流れが少し手間なんですよね。

あと電池持ちが悪いので長時間つなぐのが難しい点や、長時間使用できたとしてもそもそも疲れてしまう点もちょっとイマイチですね。

Meta QuestつけながらPC操作するのとただPCを操作するのだとさすがにただPCを操作するだけの方が疲れませんからね。

そういうわけで、マルチモニタ用途で使おうと思うと、品質面ではなく使用するまでの手間や使用中の疲労感的に少し微妙かなって感じでした。

現在どのように使っているか

ここまではMeta Questを実際に使った感想について書いてきましたが、ここからは自分が現在どのようにMeta Questを使っているかについて書いてみようと思います。

使用頻度は多くても週に3回程度

まず使用頻度についてですが、多い時でも週に3回程度、普段は週1回使うどうかといったところです。

購入当初はほぼ毎日のように使っていたのですが、段々落ちていき、現在の使用頻度くらいに落ち着いていったって感じでね。

主に動画鑑賞用

主な使用用途としては、動画鑑賞に用いることが多いです。

さすがに毎度毎度動画を観るときにMeta Questを装着するのは大変なので、大画面で観たいときや映画を観るときなんかに使うことが多いですね。

毎回だと大変ですが、たまにだといい気分転換になっていい感じです。

ほかの用途としてはたまにゲームをやることもあるのですが、VR用のゲームってバイオ4くらいしか買ってないんですよね。

まあまだバイオ4クリアしてないので、さっさとクリアしろよって話ではあるんですが…。

ゲームをやるなら頻度は増えそう

そんな感じで使用頻度はあまり高くないんですが、例えばVRゲームをもっとやるようになったりすれば利用頻度は高くなると思います。

特に、リプレイ性の高いゲーム、例えばVRバトロワなどをやるようになればもっと高頻度で利用しそうです。

利用頻度が上がらない原因として、Meta Questを使わないといけない利用用途をほぼしていないというのがあるので、VRゲームなどMeta Questを用いなければいけない用途を増やせば利用頻度が増えそうってわけですね。

VRChatにも興味はある

また、ゲームではないんですがVRChatにも興味があって、これにハマれば多分毎日のように利用するようになると思います。

VRChatというのはVR上のSNS?みたいなもので、VR空間上で色々な人と交流できるサービスなんですが、かなり面白そうなんですよね。

ハマる人はかなりハマるらしく、たぶん自分も結構ハマってしまう気がしています。

結局おすすめなのか?

最後に、結局Meta Quest 3はおススメできるデバイスなのか?という問いに対する自分なりの回答を書いてみたいと思います。

おすすめではあるがなくてもよい

おススメかおススメじゃないかでいうと、個人的にはおススメできるデバイスだと思っています。

VRの臨場感にせよMRの近未来感にせよ、体験する価値はあると思っているし、全体的な完成度も高い、その上アップデートでどんどん機能も充実していってるし言うことなしです。

ただ、Meta Questがないと困る!ということは正直ないなとも思います。

VRにしろMRにしろあくまで趣味の領域であって、例えばスマホやPCのように持っていないと生活レベルで困るようなものではないです。

なので、おススメではあるんだけど持ってないならないで問題ないデバイス、と言えると思います。

結構高いので購入前に試しに使用するのがおすすめ

Vision Proと比べるとはるかに安いとはいえ、それでも中々高いデバイス出ることには違いありません。

なので、可能であれば購入前に実際に試用してみることをおススメします。

高い金額を払って購入したのに思ってたのと何か違う、みたいなことになったらかなり悲惨ですからね。

確か一部の家電量販店ではMeta Quest 3を試せたはずなので、近くに試せるお店がある方は購入前に一度お試しあれ。

自分の場合はお試しせずに購入して、幸い後悔は一切していませんがみんながみんな後悔しないとは限りませんからね。

明確な使用用途を想定した上で買うのが無難

これも結構重要なことなんですが、明確にこんなことに使いたい!という使用用途を決めたうえで購入するのが無難だと思います。

明確な使用用途がないと、買ったはいいけどあまり使わなくなるということが起こりえます。

実際自分も明確な使用頻度がないため使用頻度が少し落ちてしまっていますしね…。

なので、購入する場合は使用用途をはっきりさせておくのが良いと思います。

まとめ

ということで、今回はMeta Quest 3を半年近く使った感想について書いてみました。

お値段が高めだったり、明確な使用用途がないと装着するのが少し億劫だったりといった面もありますが、非常に完成度が高く個人的には満足度の高いデバイスだと思っています。

特にMRの完成度が高く、近未来感を味わえます。

VRChatだったりVRのゲームだったりと、気にはなってるけど試せていないコンテンツがたくさんあるので、今後そちらにも触れていこうと思っています。

またVRに関する記事は書くと思うのでお楽しみに!

ではまた別の記事で!

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