情報には賞味期限があるので鮮度を気にしようという話

こんばんは、じゅにあです。

今回は、自分への戒めも兼ねて、情報の賞味期限についての話をしてみようと思います。

一言で言ってしまうと、情報、特に時事ネタに関する情報は、その情報が有用である時期が短いので、そういった情報を発信しようとしているならサクっと発信しようねってことです。

ちなみに、この情報の賞味期限という言葉は多分一般的ではなく、自分が勝手に言っているだけだったりします。

では、もう少し詳しく書いていきましょう。

情報の賞味期限とは何か?

まず最初に、そもそも情報の賞味期限とは何なのかという話をしましょう。

その情報が価値を持つ期間

情報の賞味期限とは、その情報が価値を持っている間の期間を指すものとします。

冒頭でもお話した通り、この言葉自体は多分一般的なものではなく、多分人に言っても通用しないと思うので使う場合は要注意です。

少し分かりづらいかもしれないので、いくつか例を挙げてみます。

賞味期限の短い情報

まずは賞味期限の短い情報の例ですが、これは新作ゲームのレビューですとか、スタバやマクドナルドの新作の感想といった時事ネタが代表的でしょう。

こういったモノは世の中に出てから時間が経つほどレビューを探す人が減っていき、情報としての価値は薄れていく事が多いです。

スタバの新作とかの場合、そもそもとして一定期間で販売も終わっちゃうしね。

また、ガジェット類のレビューとかも割と賞味期限が短い場合が多いと思っています。スマホなんかは顕著ですね。

例えば今更iPhone Xのレビューとかをしても、その情報を知りたい人が多いとは思えません。

マウスやオーディオ関係もそういったケースは多く、同じ商品でも新型が出たりすると旧型についての価値は下がってしまいます。

賞味期限の長い情報

逆に賞味期限の長い情報とは何かというと、もう少し普遍的な情報やある種の考え方とかでしょうか。

賞味期限の短い情報との対比させてみましょう。

例えばマクドナルドを例に挙げると、カロリーを比較してみるとか、常設メニューのおススメランキングとかでしょうか。

カロリーは基本的に大きく変化することはないし、常設メニューもほぼ変わらないですよね。なんせ常設なんだから。

こういった時間が経っても情報の価値、言い換えると検索ニーズがあまり変化しない情報は賞味期限が長いと言えるでしょう。

また、ガジェット系、例えばiPhoneの場合、特定のiPhoneに関するレビューは賞味期限が短いですが、iPhoneの基本アプリの使い方なんかは賞味期限が長そうです。

考え方的なものとしては、例えばどうしても会社に行きたくない時の気持ちの切り替え方みたいなやつですね。

こういったものは普遍的なので、情報としての価値が大きく変わることはないでしょう。

あとは数学や物理といった学問も普遍的ですね。急に微分の定義が変わったりしたら困っちゃうでしょ?

賞味期限は誰にとってかで長さが変わる

ただし、賞味期限は誰にとっての賞味期限なのかによって長さが変わると思っています。

極端な例では、日記みたいなブログの記事があったとします。

これは、恐らく検索されることはあまりなく、いわゆるブログ論的なものでは最初から価値がないものだとみなされてしまいます。

ただし、その記事を書いた人にとってはどうでしょうか?

その人は実際に自分が経験したことを書き留めておきたいと思ってその記事を書いているはずで、その人にとっては時間が経っても価値のある情報でしょう。

むしろ時間が経てば経つほどその人にとっての価値は上がるかもしれません。

時間が経つと忘れていってしまいますからね。

これは極端な例ですが、例えば型落ちのiPhoneについての記事も需要が0ということは恐らくなく、古いiPhoneを使ってきたけどそろそろ買い換えようかなと思っている人には役に立つかもしれません。

じゃあ、そもそもとして情報の価値が失われるのはいつなの?って聞かれると非常に難しいですよね。

どんな情報でも誰かにとって、少なくとも自分にとっては価値のあるものですから。

なので強いて言うと、検索ニーズが減ってそうだなと感じたら賞味期限が近い、くらいの認識で良いかもしれません。

情報発信の優先順位について

情報の賞味期限というものについて考察をしたところで、今度はそれを踏まえて情報発信をするときの優先順位を考えてみたいと思います。

ここでいう情報発信とは、ブログやYouTubeを想定しますが、他の媒体でもある程度当てはまると思います。

また、なるべく多くの人に見てもらうにはこういう戦略が良いんじゃない?っていうモノなので、人によってはそんなに拘らなくても良いと思います。

情報を発信するときは賞味期限の短い情報から

基本的には賞味期限の短い情報についての記事や動画を優先的に作っていくのが良いと思います。

賞味期限の短い情報というのは検索ニーズが高い時間が短いということなので、そういったネタから消化していくのはまあ自明というか当たり前ですよね。

のんびりしていると、賞味期限が切れてしまい、その動画なり記事自体がお蔵入りになる可能性も高まります。

まあ偉そうなことを言っていますが、自分はしょっちゅう賞味期限切れを起こしているんですけどね…。くっ…。

優先順位はあくまで賞味期限の長さでつけるべきで、そのネタを思い付いた時期とはあまり関係がないということに注意しておきます。

情報自体も新鮮な方が良い

賞味期限の長さが同じくらいのネタが複数あるときは、新しい情報を優先した方が良い…気がしています。これについてはちょっと自信がないです、すみません。

例えば、少し寝かせていたネタで、賞味期限があと一カ月くらいっぽいネタAと、今日発表された同じく賞味期限が一カ月の情報に関するネタBがあった場合、Bを優先しようってことですね。

理由としてはブログやYouTubeでは、早めに情報を出すのが見てもらう上で重要だからです。

なので、鮮度が良く賞味期限が短いネタを優先するのが良いですね。

普遍的な情報は後回し

以上の事とは反対に、普遍的な情報というのはそこまで優先順位を高くしなくても良いと思います。

普遍的な情報というのは、上の方でも書いた様に学問的なものとか考え方に関するものですね。

こういったものは時間経過で需要が極端に変わるわけではないので、賞味期限の短そうなネタを抱えているのならばそちらを優先した方が良さそうです。

とはいえ、賞味期限の長い情報というのは一旦アクセスを集めることが出来れば、そのアクセス数はある程度安定するので、こういった情報を発信していくのも大切だと思います。

例えば自分のブログの場合、次の記事が良くアクセスされています。

これは、サービスホストというアプリが悪さをしていて通信が遅くなってしまったけどこうしたら解決できたよって事を書いた記事です。

サービスホストはWindowsの基本的なアプリなので、サービスホストに関する記事も割と普遍的なきじです。

なので、長い期間に渡り検索してもらえてるのかなと思っています。

情報の賞味期限を長持ちさせるコツ

次に、情報の賞味期限を長持ちさせるコツのようなものについてちょっと考えてみましょう。

どうしても短いものもある

賞味期限を長持ちさせるって言っておきながらいきなり反しているようですが、そもそもどうやっても長くならないものもあります

例えば上の方でも書いた期間限定商品のレビューとかね。

こういったものはどうやっても賞味期限が短いと思います。一定期間でその商品が消えちゃうわけですからね。

なので、こういったテーマで記事や動画を作るときは、賞味期限が短いというのを受け入れて、スピード感を意識してサクっと作成するのがいいでしょう。

一定期間後はほぼ需要がなくなるとしても、上手く検索需要の波に乗ることが出来れば一時的なアクセスアップにはなるでしょう。

いわゆるトレンドブログとかって言われるものとかですね。

その時々で検索需要の高い記事を書き続けるのって多分相当大変なので、自分は完全なトレンドブログはちょっと出来ない気がしています。

賞味期限の短い情報に関連する情報を発信する

長持ちとは少し違うかもしれませんが、賞味期限の短い記事の内容に関連する内容で賞味期限の長い記事を書いてみるというのは、結構重要かもしれません。

例えば、新しい完全ワイヤレスのイヤホンを買って、そのレビュー記事を書いたとします。

この記事自体は賞味期限があまり長くないかもしれませんが、これに関連する記事としてワイヤレスイヤホンの選び方みたいな記事を書き、そこにイヤホンのレビュー記事のリンクを貼ったとしましょう。

すると、イヤホンの選び方という記事は賞味期限が長いことが予想されるので長い期間検索されるでしょうし、リンクを通してレビュー記事も長く見られるかもしれません。

こんな感じで、賞味期限の短い記事に関連した賞味期限の長い記事を作ることが出来れば、賞味期限の短い記事の価値を長持ちさせることができるかもしれません。

なるべく新しい情報を追加する

これは賞味期限の短くても長くてもやるべきことではあるのですが、記事を書いたらそれで終わりではなく、定期的に追記するのが大事です。

例えば、先ほどと同じくイヤホンのレビューをしたとしましょう。

で、月日が経ちそのイヤホンの新型が出たとしましょう。

このとき、「あー新しい型が出たからこの記事ももう終わりかー」となるのではなく、せめて新型が出たという情報は追記するようにした方がいいでしょう。

さらに可能なら旧型との違いとかも書けると尚良いです。

そうすることで、その記事を見てくれた人にとって少しでも役に立つ情報を提供できるはずで、古い機種に関する情報であってもその価値を長持ちさせることができます。

こんな感じで、情報の鮮度を保っておくのは情報の価値を長持ちさせるという意味でも重要です。

ブログではなく動画の場合は、後悔した動画本編を編集することは出来ないので、概要欄を更新したりするのが良いでしょう。

まあ偉そうに書いておいて自分も全然出来てないのでちゃんとメンテナンスしないとなって感じです…。

そもそもとして賞味期限の長い情報の割合を増やす

最後に、そもそもとしてですが、発信する情報のうち、賞味期限の長い情報、つまり普遍的な情報を多くするのも一つの手です。

考え方とか学問に関すること、ガジェット系なら基本機能の使い方とか選び方とかですね。

こういった情報に関する記事や動画の割合を増やすことで、長く検索されるコンテンツが充実することになり、運営者も読者、あるいは視聴者もどちらも幸せになることが出来ます。

これは前から思っていたことですが、自分が参考にしているガジェット系のブロガー兼YouTuberの方も同じようなことを言っていたので、まあそういう結論になるよねって感じです。

なので、トレンドネタというか時事ネタもぼちぼち発信しつつ、普遍的な情報も多く発信する、といったカタチを作るのが理想なのかなと思っています。

まとめ

ということで、今回は情報の賞味期限というテーマでお話をしてみました。

記事の途中でも書いた様に、誰に向けての情報なのかによって賞味期限の長さは変わってきますが、多くの人に見てもらうためには、情報発信の優先順位も考えた方が良いと思います。

まあそんな事を言っておきながら、自分もさっさと書くべき記事を横目にこの記事を書いているわけなのであまりよろしくないんですがね…。

要改善という事で。

ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました