こんばんは、じゅにあです。
何回か前の記事でもちょくちょく書いていたのですが、最近民間企業への就職が決まったので、その活動記録を残しておこうと思います。
いつも通り筆が遅いせいで、忘れてしまっていることとかも割とあると思いますが、可能な限り書いてみます。
活動期間と戦績
まず最初に就職活動期間と面接の戦績を書いてみたいと思います。
ところで、一応1年間ほど研究員としての活動をしたので、就職活動なのか転職活動なのかイマイチ分かっていないんですよね。
実際新卒の就活とはちょっと違ったっぽいし、最終的にも転職扱いでの採用となったし。
初めての民間就職で気持ち的には新卒に近いので、この記事では便宜上就職活動と書くことにします。
活動期間は約2カ月
就職活動にかかった期間についてですが、これは約2ヶ月ほどでした。
就職活動のどの段階からカウントするかでも変わってくるのですが、民間就職をメインに据えて本格的に書類を作ったりし始めてから約2ヶ月って感じです。
アカデミックでの就活に関しては約1年間ほど行ったし、民間に切り替えてからも情報を調べたりイベントに参加し始めたりした時期もカウントするともう少し長かったかな。
民間の就職イベントに始めて参加したときからカウントすると大体3カ月くらいかかったかも。
なので、民間就職をメインに据えてからの期間としては、準備期間も含めると3カ月、本格的な活動としては2ヶ月って感じですね。
転職活動期間の目安も大体2ヶ月~3カ月程度らしいので、大体一致してますね。
活動には主にエージェントを利用
就職活動をどうやって進めたかについてですが、自分の場合は主に転職エージェントを利用して転職活動を進めました。
博士出身者やポスドクの就活体験記、あるいは転職体験記ってネットで調べてもあまり出回ってなくてですね。
どうしたものかなーって思いながらとりあえず最初はアカリクさんを利用して就職イベントとかに参加してました。
少し経った頃にアカリクの転職エージェントがあることを知り、こちらも利用。
もう少し経った頃に博士(もしかしたらポスドクかも?)の就職にはビズリーチがいいという情報を見かけたのでこちらも登録しました。
最終的には
- アカリクエージェント
- ビズリーチ
を併用して就職活動を進めました。
ビズリーチってハイキャリア転職を謳っているサイトなので、民間での就労経験がない自分が利用するのはどうなんだ?って思ったんですが、意外といけましたね。
勿論企業やエージェントによるとは思いますが、大学での研究経験って意外と評価されるようなので、ポスドクの人は使ってみてもいいかも。
結局自分はビズリーチ経由の会社から内定をいただき、就活を終えました。
面接の戦績は1勝4敗
面接の戦績としては1勝4敗で、唯一内定をいただけた企業の内定を承諾したという形になります。
結果だけ見ると唯一もらえた企業で妥協したように感じるかもしれませんが、一番いいなって思っていた企業から内定をもらえたので結果としては満足しています。
もちろん、世の中のすべての企業を調べたわけではないので、そういう意味での妥協はありますが、就活って多分そういうものですよね。
妥協というか縁というか巡り合わせというか。就活自体がそういう要素も結構大きいイベントなのかなと。
ちなみに、落ちた4社の内1社は最終面接で落ち、残りの3社は一次面接で落ちました。
最終面接まで行った企業は専門も結構近く、正直受かると思っていたので少しショックでした。
残りの3社については、1社は残念ながら普通に落ち、残りの2社については多分プログラミング試験で落ちたといった感じ。
プログラミングについては別に得意でも苦手でもないって感じだったんですが、最近あまりコードを書いていなかったこともあって全然できませんでした。
結果としては残念だったけど、能力が落ちているってことに気づかせてくれたのはありがたかったかも。
プログラミングに関しては、最近少し復習してますがやっぱり衰えているので競技プログラミングとか始めてみようかなって思ったりしています。
なお、書類で落ちた企業や面接を辞退した企業を含めると、多分全部で10社くらいに応募したと記憶しています。
エージェント経由だと書類の提出や企業とのやり取りをエージェントがやってくれるので、面接までいかなかった企業についてはあまり覚えてないんですよね…。
あと落ちた企業のことについてはあまり引きずらない方が良さそうって気持ちもあったのでね。
戦績についてはこんな感じかな。
自分の経歴
以上が自分の就職活動の要約というかざっくりとしたまとめで、多分この記事を読んでいるとしては一番気になる情報だと思うので最初に書いてみました。
なので順番としてはちょっと前後している感じがするのですが、ここからは自分自身の経歴とか就職活動の時系列純に沿った振り返りとかを書いていこうと思います。
博士号の取得
経歴を書く上であまり遡っても仕方ない気がするので、最終学歴まで遡ることにすると、自分は一応博士号を取得しています。
種類としては理学で、専門は数値解析関連です。
学位取得に4年かかってしまったので、学位取得に標準年限より1年長い時間を費やしてしまったことになりますね。
しかも4年目も論文の査読期間とかの関係で結構ギリギリまで学位が取れるか微妙でした。
こう書くと中々残念な博士学生って感じで、実際その通りだと思います。
遊び惚けていたわけでも研究だけやっていたわけでもなかった結果、4年かかったって感じです。
結果だけ見るともっと研究の比率を増やすべきだった気もします。
こんな調子だったので当然っちゃ当然ですが、学振はDC1もDC2も通っていませんでした。DC1に関しては多分応募もしてないかも。
また、実は自分一浪しているので、博士号取得までに標準より2年多くかかっている計算になります。
研究員として
学位取得後は出身研究室で研究員として雇用していただき、研究者として活動していました。
計算したり研究室のゼミに参加して学生指導をしたり学会に参加したり論文を書いたりって感じ。
それと並行しながらアカデミックポストを目指した就活もしていました。
アカデミックポストっていうのは大学の助教や理研や産総研といった研究所の研究員ですね。
多数応募した中、2つほど結構いい線まで進めたんですが、結果的にはポストを得ることができませんでした。
正直、もっと危機感を持って情報収集をしたり準備をしたりすれば、あるいはもう少し粘れば別の結果もあったのかもしれません。
民間へ移る決意
そんな感じで研究員生活を続けていたのですが、1年近く経過した今年の1月に、そろそろ真剣に将来を考えないとやばいなと思いまして。
民間就職について調べたりし始めました。
実はこれまで仕事について真面目に考えた事ってあまりなくてですね。
研究をちゃんと完成させたいから博士課程に進学したし、その後も研究自体は楽しいからとりあえず研究員をやるって流れだったんですよ。
で、色々調べていくうちに、民間にも面白そうなお仕事っていっぱいありそうだなと思い、また意外と就職先もありそうだなと思ったので、本格的に民間就職に切り替えました。
もっと早い段階で色々調べたり考えたりすれば別の結果になっていたかもしれませんが、今の人生だからこそ経験できたこともあるはずなのでどちらが良いかは何とも言えませんね。
就活開始
ここからは実際の就職活動について書いていこうと思います。
冒頭で書いた内容と所々かぶってしまいますが、ご了承ください。
就職イベントへの参加
大体1月末~2月頭辺りだったと記憶しているのですが、就活関連のイベントに参加したのが就職活動としては一番最初に行ったことでした。
丁度タイミングよくシミュレーション関連のお仕事に関するイベントが開催されており、自身の専門とある程度近そうだったので参加したといった感じです。
アカリク主催の就活イベントだったこと関係していると思うんですが、博士やポスドクも歓迎とのことで、博士やポスドクも意外と民間の就職先あるんだなって思った記憶があります。
その後はももう一つ博士・ポスドク歓迎の就職イベントに参加したりアカリクで求人を探したりしました。
博士は学位取得時期が割とバラバラだったり、ポスドクに関してはそもそもとして転職扱いになることも多いからか、2月でも求人はそこそこありました。
そんな感じで大体2月末くらいまではよさげなイベントに参加したり自分で求人を探したりしていました。
アカリクエージェントの利用
2月末~3月頭くらいの時期に、アカリクエージェントなるサービスがあることに気づき、これを使い始めます。
これはエージェントの方が求人の紹介や書類の添削、応募などをしてくれるサービスで、転職活動では良くあるサービスみたいです。
アカリクが運営しているということもあり、博士やポスドクを積極的に募集している求人を紹介してくれて、就活を進める上でとても役に立ちました。
流れとしては、まずエージェントの方との面談がありそこで自分の興味や関心、これまでの経歴や研究なようといったことを聞かれます。
その後、エージェントの方に求人を紹介してもらい、興味のある企業に応募する、といった流れになります。
自分の経験を振り返ったり興味関心を整理するという意味で面談はとても有意義だったし、紹介していただいた求人には興味の持てそうなものも結構ありました。
また、応募書類を作成した後は添削もしてくれるし、応募自体も行ってくれるので、エージェントを利用することで就職活動自体が結構楽になると思います。
この辺りから自分で求人を探すという事はほぼしなくなり、実際に応募した企業もほぼ全部エージェント経由の企業でした。
結局自分は別のエージェント経由の企業から内定をもらったのですが、アカリクエージェントも最後まで利用しました。
そんなわけで3月頭~半ばくらいまでは、アカリクエージェントからもらった求人を吟味したり応募資料を作成したりしていました。
ビズリーチの利用開始
そんな活動をしつつ、ポスドクの就活について調べていたところ、いくつかのサイトでビズリーチがいいという記述を見かけました。
ビズリーチ自体は広告とかで見た事があったので当然知っていたのですが、ハイキャリア転職サイトという事で自分には縁がないと思っており調べてもいませんでした。
民間での社会人経験がないのにハイキャリアはないだろうと思っていたわけですね。
少し調べたところ、登録段階で軽い審査のようなものがあり、審査に通れば利用できるとのこと。
システムとしては逆オファーみたいな感じで、プロフィールを登録しておくことでエージェント、あるいは企業の採用担当が声をかけてくれるって感じらしい。
ちょっと勘違いしていたんですが、ビズリーチって一つの転職エージェントがあるわけではなく、転職エージェントと求職者を結ぶサイトなんですね。
ちょっと説明が難しいので、気になった人は調べてみてください。
で、そもそも審査に通らんだろうなと思いつつ申請をしてみたところ、なんと通過してしまってですね。
折角なのでプロフィールを記入したところ、いくつかのエージェントからオファーが来ました。
とりあえず話は聞いてみた方が良いと思ったので、各エージェントとの面談を行ったのですが、エージェント毎に対応は結構違いますね。
丁寧に話を聞いてくれるエージェントもいれば、最初から上から目線というか明らかにこちらを下に見ている様な態度のエージェントもいました。
最終的には、話した感じで何となく自分に合いそう+紹介してくれた求人の質が良かったエージェント一つに絞りました。
なので、最終的に利用したエージェントはビズリーチ経由のエージェントとアカリクエージェントの二つですね。
あまり多くのエージェントを利用すると日程調整などが大変になるという噂を聞いたので二つに絞ったという形です。
また、ビズリーチでエージェントからオファーが来るときは、通常のオファーとプラチナオファーがあり、後者の方が自分に興味を持ってくれている場合が多いとか。
実際自分が最後まで利用したエージェントもプラチナオファーで連絡をくれたところでしたね。
そんなわけで、3月末くらいまではビズリーチ経由でのエージェントとの面談や応募書類の作成などをしていました。
エージェントとの面談を通じて、データサイエンスという方向性もあるという話を伺い、面白そうだったので自身の興味がそちらに移行していったのもこの時期ですね。
データサイエンス職を目指すにあたり、統計検定二級を持っていると良いかもしれないという話を聞き、急遽勉強し取得したのもこの時期です。
また、3月末くらいから本格的に面接とかを行っていったわけですが、長くなってしまったので今回はここまでにしておきます。
まとめ
ということで、今回は就活の振り返りを行ってみました。
読みづらいところも多いかと思いますが、誰かの役に立てば幸いです。
各面接の感想や就活自体の感想についての記事も書こうと思っているので、良ければそちらもご覧ください。
ではまた!
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