こんにちは、Jrです。
いきなり自分語りになってしまうのですが、昔からカバンが好きなんですよ、自分。
その理由としては、カバンの中という限られたスペースを如何に有効に使うか、何を持って行って何を置いていくかの選択などなど、考えることが色々あって楽しいというのがあります。
また、もちろん用途によって使い分けるのも楽しいし、そもそもカッコいいカバンは持っているだけでワクワクします。
まあそんなに種類は持ってないんだけどね。
そんな感じでカバンが好きなわけですが、半年くらい前かな?にどうしても欲しくなってしまって購入したカバンがあります。今回の記事のタイトルにもなっているコートエシエルのISARです。
で、買ってしばらくは使っていたんですが、いつしかあまり使わなくなってしまっていて。
しかし、つい先日久しぶりに使ってみたら、やっぱりいいカバンだなと思ったので今回紹介しようと思い至ったわけです。
という事で、前置きが長くなりましたが、今回の記事では自分がISARを使わなくなった理由や久しぶりに使って感じた良い点・悪い点を書いていこうと思います。
ではいってみましょう!
ISARとは
ISARの前に、そもそもコートエシエルって何ぞや?って話だと思うので、まずこちらについて簡単な説明から。
コートエシエルとは主にリュックや各種バッグ、特にガジェット類を持ち運ぶことを想定したものを展開しているフランスのブランドです。
ちなみにフランス語ではcôte&cielと書くようです。意味は海岸と空。
このブランド名には以下の意味が込められているとのこと。
フランス語で「海岸と空」を意味するcôte&cielのブランド名は、
https://www.coteetciel.jp/user_data/about.php
海と空が交わる水平線を示しています。
様々な要素が交わり、独創性に富んだアイデアが形になっていく場所なのです。
全体的に独創的なデザインの商品が多いのがこのブランドの特徴ですね。
独創的なんだけどオシャレでもあります。何となくだけど、意識高い人とかが好きそう…とか言ったら各方面から怒られるかな。
そんなコートエシエルの中で多分一番有名なのが恐らく今回紹介するISARというリュックでしょう。ISARと書いてイザールと読むようです。
一説によるとかのスティーブ・ジョブズも愛用していたらしいんですが、きちんとしたソースは見つからなかったのであくまで噂話程度に信じておきましょう。
で、そのISARですがこんなリュックです。
ついでに横から見るとこんな感じ。
左右非対称で本当に独特のデザイン。でもカッコいいでしょ?
自分はこのデザインに惹かれて買ったし、このリュックを買った人のほとんどはデザインで選んだんじゃないかな。
オシャレなだけじゃなくてノートPC用のスペース(ガッツリとした耐衝撃クッション付き)があったり、ガジェット類を入れるため収納とその他のモノを入れるための収納が分かれていたりと機能性も高め。
こっちがノートPCとかガジェット系を入れるスペース。
PC収納に関してはこれだけ分厚くてクッション性もあるので、そのまま仕舞っても安心できます。
で、こっちが他のモノを入れるスペース。
メイン収納には大きめのポケットが一つと小さめのポケットが一つ付いています。
さらにリュックサイドの外側にはアクセスしやすいポケットもあります。パッと見かなりわかりづらいので、隠しポケット的な側面もあります。
ちなみにこのISARですが、サイズはS、M、Lの三段階あって、これはMです。
自分は大きめのカバンが好きなので、Lにしようと思っていたのですが、店頭で実際に見たところLはあまりにもデカかったのでMにしました。正直Mでも結構でかいですね。
自分は通学用に使ってるんですが、それでもちょっと大きく感じます。普段使いにはまず間違いなく大きすぎる。
なので、普段使いならS、大きめのカバンが欲しいならMを選ぶといいと思います。Lが必要な人は多分本当に少数なんじゃないかな。
ISARを使わなくなった理由
そんなISARですが、冒頭にも述べた通り自分はあまり使わなくなってしまいました。
理由はいくつかあるのですが、最も大きなものはサイズが大きすぎるということ。
自分で選んで買ったのサイズなので、誰にも文句を言えないのですが、普段使いにMはちょっと大きすぎました。
いや、背負った感じとか収納力的にはそこまで大きすぎるとは思わないんですけど、電車に乗ってる時に邪魔に感じてしまうんですよ。
立っているときはまだしも、座席に座るときって前に抱えるじゃないですか。あれが結構窮屈な感じになってしまうのです。
これは自分としてはかなり盲点だったので、Mサイズを買おうと思っている人で電車によく乗る人はその辺りも考えた方が良いかも?
あとそもそもの話なんですが、自分あまりリュックが好きじゃないかもしれないんですよ。ISARを使い始めてかた気づいたんですけどね。
今まではちゃんとリュックを使ったことがなかったんですが、いざ本格的に使い始めてみると、物が取り出しにくくてちょっと残念でした。
これまで愛用していたバッグがトートバッグだったりひらくPCバッグだったりしたので、こいつらと比べると取り出しにくいのは仕方ない気もしますが…。
とりあえず、自分がISARを使わなくなった理由に関してはこんなところですかね。
久しぶりに使って感じた良い点
ここからは、久しぶりにISARを使い始めて改めて感じたこの子の良さを書いていこうと思います。
水に強いので雨の日でも安心
久しぶりにこのリュックを使おうかなと思った理由がこの防水性の高さです。
ここ最近、多分3年以上かな?自分はひらくPCバッグというバッグを愛用していて、とても満足しているんですが、唯一防水性だけ気になっていました。
染みやすいって程ではないんですが、雨に強い感じもしないんですよね、ひらくPCバッグ。
少し前まで梅雨で雨の日が多いかったので、ひらくPCバッグを使うのが少し不安だなーって感じていました。
で、そんな時にそういえばISARって防水性高かったよなーって思い出し、それから最近使っているという流れです。
そんなISARの防水性についてですが、ひらくPCバッグよりは間違いなく高いし、個人的にはこの程度の防水性があればPCを持ち運んでいても安心できると思っています。
撥水性が高いわけではないんですが、生地の厚みや独特なフォルムのおかげで内部までは染み込みにくくなっているんだと思います。
実際に雨の日にもPCを入れて持ち運んでますが、内部は全く濡れなかったので、よっぽど強い雨じゃない限りは大丈夫だと思います。
そもそもとして、超豪雨の時はなるべくPCは持ち歩かないようにしましょう。
荷物がたくさん入る
サイズ感が大きいだけあって、荷物はとてもたくさん入ります。これもISARの良い点だと思います。
どのくらい入るのかというと、普段自分がひらくPCバッグで持ち運んでいるモノに関しては、ほぼISARのPC収納の方に入ります。
で、ISARにはそれとは別にメイン収納があるので、収納力に関してはかなりのものだと言えるでしょう。
一泊くらいなら余裕だし、荷物の量によっては二泊も行けるんじゃないかな?
参考までに普段自分が入れているモノをはこんな感じです。
結構多いですね。荷物を減らせよ!って気もしますが、それは置いておいて、実際に入れてみます。
同じ荷物をひらくPCバッグに入れるとこんな感じ。
だいぶ余裕があることがわかるかと思います。
折角なので一泊くらいの荷物も入れてみます。追加する荷物はこちら。
これらを入れた状態がこちら。
着替えを追加してもまだもう少し入る感じ。下着やシャツもうワンセットくらいなら入るので、夏なら二泊くらいできるかも?冬は一泊が限界な感じ。
もちろん、着替えの量などは人に依るので、あくまで参考程度でお願いします。
重さの割に軽く感じる
造りがしっかりしているし、容量も大きいだけあって、このリュック実は結構重たいです。1.5㎏くらいだったかな確か。
手に持ってみるとかなりずっしりとした重さを感じます。
ですが、いざ背負ってみると不思議なことにそこまで重さを感じないんですね、これが。
公式サイトに人間工学に基づいた設計と書いてあったのできっとそのおかげなのかな?
とりあえず体感としては実際の数値ほど重さを感じなくて、これは間違いなくいいところかなと思います。
シルエットはなんだかんだカッコいい
久しぶりに使って改めて感じたんですが、やはりデザインがカッコいい。
正直ISARを選ぶ人のほとんどはデザインで選んでるだろうし、逆にデザインがあまり好きではない人はまず選ばないと思います。
自分はこのデザインをとても気に入っているのでやっぱりカッコいいなーって思いながら使っています。
イマイチだった点
続いては、逆に少し不満に感じた点をいくつか書いてみようと思います。
やはり電車では少し窮屈
容量が大きく荷物がたくさん入るのは良い所なんですが、その分サイズも大きくなってしまっているので、電車とかで幅を取ってしまいます。
自分は電車を使わざるを得ないので、これは結構不満に感じています。
立っているときはまだ良いんですけど、意外と座るときが厳しい。
というのも、ISARは縦にも横にも大きいので、前に抱えるのが中々苦しいんですよね。だいぶ窮屈になってしまいます。
なので、電車をよく使う人は少し注意した方が良いかもしれません。
モノが乱雑になりがち
メインの収納は、ガバッと開くようになっていて気軽に荷物を入れられるようになっているのですが、内部に仕切り的なものはほとんどありません。
なので、中身が乱雑になってしまいがちです。
ISARは他に開けやすいポケットなどもないので、メインの収納を開ける機会が多いんですね。
そんなメインポケットの中身が乱雑になってしまうのは割と困ります。特に電車に乗っているときなど、中身を目視できない時とかね。
ただこの問題に関しては、バッグインバッグを使うなどすればある程度は解決できそうな気もします。
軽く感じても重いは重い
上では軽いって言ってるくせに何言ってんだこいつと思われるかも知れませんが、軽く感じても重いものは重いです。
普段使う分にはそこまで重さが気になることはないんですが、背負ったまま長時間移動することがあったりするとやはり重さが気になってきます。
本体1.5㎏+荷物分の重量なので、どれだけ軽く感じる工夫がしてあっても限界はあります。
去年ISARを背負って高尾山に登ったことがあったのですが、めちゃめちゃ重たく感じてかなりしんどかった記憶があります。そもそも登山に持ってくなよって話ですが。
そんなわけで、重さを軽くさせる工夫がしっかり機能しており、実際に軽くは感じるんですが、それでも長時間使用すると重さを感じてしまいます。
なので、リュックは軽いのが正義!と思っている人や、長時間使用する機会が多い人は注意が必要かもしれません。
あとこれはISARに限った話ではなく、リュック全般に言えることな気はしますが、夏場は背中がとても暑いです。夏場のリュックってちょっときついですね。
まとめ
ということで、今回は久しぶりに使用して感じたISARの使い心地についてまとめてみました。
完全無欠の万能リュック!というわけではなく、確実に欠点もあるリュックですが、良い点も多く、何よりデザインは唯一無二と言っても過言ではありません。
気になった方は実物を見てみるのもいいかもしれません。
ちなみに、購入する際は正規代理店で購入するより、Amazonなどの並行輸入品を購入した方がだいぶ安く済みます。
ただ、正規代理店ではないので、品質などに問題がある場合もあるかもしれないので、購入する場合は自己責任でお願いします。
では今回はこんなところで!
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