劇場版サンドランドを観た感想。鳥山ワールド全開でテンポも◎

おはようございます、じゅにあです。

二週間くらい前かな?に劇場版サンドランドを観てきたので、今回はその感想や原作との相違点なんかを書いていこうと思います。

二週間もかけずにサッサと書けって話ですよね、ほんとに…。

ザックリとした感想としては、原作が単行本一冊の漫画ということもあり、劇場版もかなりテンポが良かったです。

また、鳥山明さんの作品らしく真面目なシーンとギャグ的なシーンのメリハリもしっかりしていました

原作との相違点としては、基本的にほぼ原作どおりの展開でしたが一部のシーン、特にラストの展開は原作と結構変わってるという感じでしたね。

以下ではこれらについてもう少し説明したいと思います。

劇場版サンドランドを観た感想

まずは、劇場版サンドランドを観た感想について書いていこうと思います。

テンポとまとまりが良い

サンドランドを観てまず感じたのは、テンポとまとまりがかなり良いということです。

サンドランドって設定上かなり短い時間上の物語なんですよね。確か二日とか三日くらいの物語のはず。

なので無駄な時間がないというか次から次へとイベントが起きていきテンポよく物語が進んでいきます。

具体的には、冒険に出発したと思ったらすぐに巨大な魔物に襲われたり、そのすぐ後にタイヤがパンクしたり。

息継ぐ暇もないくらいポンポンと物語が進んでいきます。

また、サンドランドって元々が単行本一冊分で完結した漫画なんですよね。なので、映画化するにあたり物語が長すぎるということもありません。

むしろ映画化するには少し短すぎるんじゃないか?と思っていたのですが、実際はそんなこともなく丁度いい具合にまとまっていましたね。

シリアスとギャグのバランスが良い

また、本作は全体的にシリアスなシーンとギャグっぽいシーンというかのんびりとしたシーンのバランスが良いと感じました。

これはドラゴンボールとかにも言えることなので、鳥山明作品の特徴なのかもしれませんね。

序盤や非戦闘シーンではほのぼのとしたシーンが多く、終盤にかけてシリアスなシーンの比率が増えていくって感じですね。

登場人物の掛け合い、特に魔物同士のやり取りはほのぼのとしたシーンが多く、戦闘シーンや物語が進展する場面はシリアスなことが多いです。

ずっとシリアスなシーンばかりだと疲れちゃうし、かといってずっとギャグシーンばかりでも締まりが良くないですが、その点今作は丁度良い塩梅でしたね。

バトルシーンはやや少なめ

これはもう原作の時点でそうなんですけど、意外とバトルシーンは少なめです。

特にいわゆる肉弾戦の類はほとんどと言って良いほどなく、ラスト付近の戦いくらいかな?

他にもちょくちょくあるといえばあるのですが、バトル!って感じではないです。

本作では戦車が重要な役割を占めていて、戦車同士のバトルもあったりするのですがそれも多分一回くらいかな。

肉弾戦にしろ戦車戦にしろやはりバトルは多くはないです。

なので、バチバチのバトル物を期待してみると期待外れになってしまうかも。

とはいえ、本作の目的は幻の泉を見つけることなので、バトル物を期待するのがそもそも間違ってますね。

展開は概ね原作と同じ

冒頭でも述べましたが劇場版サンドランドの物語の流れは原作とほぼ一緒です。

細かな違いはあるものの、基本は原作通り。

正直、映画化するにあたって結構流れが変わったりとか追加シーンが多かったりするのかと思っていたんですが、そこまでありませんでした。

なので、原作ファンはある意味で安心して観ることが出来るのかなと思います。

ただ、クライマックスの展開は原作とは少し違うので、原作ファンでもその辺は新鮮な気持ちで観れるかも。

原作との相違点

先ほど劇場版と原作で大まかな流れはほぼ同じだと言ったんですが、もちろん一部異なるシーンも存在します。

ここでは、原作とちょっと違ったかなと感じたシーンを書いてみます。

具体的には

  • ゲジ竜から逃げる場面
  • アレ将軍との戦車バトル
  • ラストバトルの展開

の三点です。

序盤のゲジ竜から逃げるシーン

旅に出発した直後にゲジ竜というデカい敵に襲われるシーンがあるのですが、まずここが原作とちょっとだけ違いました。

展開自体はほぼ一緒なんですが、ボリュームが多くなったというか。

原作だと苦労して逃げたものの描写自体はかなり短かったはずですが、映画では結構時間を使って描写されていました。

この時車を運転しているのはシーフで、この後も割とシーフが運転するシーンは多いんですよね。

このシーンを細かく描写することで、ゲジ竜から逃げきったシーフ=運転が上手いやつという認識を視聴者に持たせたのかもしれません。

アレとの戦車バトル

物語中盤から後半くらいに主人公たちとアレ将軍との戦車バトルがあるのですが、ここの展開も少し違いました。

結果は同じなんですけど、過程が少し違うというか。

ネタバレになるので細かくは書きませんが、劇場版の方が主人公側の凄さだったりが伝わる描写になっているかなと思います。

ラストバトルの展開

これが一番異なる点なんですけど、ラストバトル辺りの展開は原作と明確に違いました。

ここでいうラストバトルとはゼウ将軍との戦いや虫人間との戦い辺りですね。

これもネタバレになってしまうので細かくは書けませんが、原作とは結構違う流れです。

特に原作ではゼウ将軍との決着が割とあっさりしていたのですが、劇場版では細かく描かれてたりとか。

それによりゼウ将軍の悪党さが際立ったりして個人的にはかなり良かったです。

原作と劇場版で展開が異なるのは大体この三シーンくらいですかね。

まとめ

ということで、今回は劇場版サンドランドを観た感想を書いてみました。

ストーリーのテンポの良さやギャグとシリアスのメリハリだったり、鳥山明作品!って感じでとても面白かったです。

原作を読んだことがある人もない人も楽しめると思います。

ではまた!

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