マイクに定評のあるワイヤレスヘッドセットRazer BlackShark V2 HyperSpeedレビュー

おはようございます、じゅにあです。

本日はマイク性能がかなり良いと噂のワイヤレスゲーミングヘッドセット、Razer Blackshark V2 Hyperspeedを使い始めて半年ほど経過したのでレビューをしてみようと思います。

実際に使ってみた感想としては、噂に違わずかなりマイクの品質が良いと思います。ワイヤレスでこの品質は本当にすごいです。

以下では簡単なマイクテストや使い心地なども書いているので、見ていってくれると嬉しいです。

ではどうぞ!

外観など

まずは外観から見ていきましょう。

外箱はRazerらしい緑テイストが入った化粧箱。箱のサイズ感は普通かな?

側面にはいかにもゲーマー向けアイテムといった感じのメッセージがあります。

取り出してみます。

今回はブラックを購入したのですが、黒で統一されており結構好みのデザインです。

ピカピカ光ったりするのもそれはそれで良いんですが、シックに1色で決まってるのもカッコよくていいですよね。

どちらかと言うと派手派手しいよりこのくらいのデザインの方が好きかもです。

他のカラーバリエーションとしてはホワイトもあります。

また、マイクにデフォルトでスポンジが付いてるのも何気に嬉しいポイントですね。

スポンジがないとサ行が刺さって聴こえたりなど、意外と聴こえ方が変わってくるので、デフォルトでスポンジがあるのは結構嬉しい。

その他の付属品としてはUSBレシーバーがあります。

これはPC等と独自の周波数帯で接続する際に必要になるもので、ワイヤレスのゲーミングヘッドセットには大体付いてきますね。

ただ、レシーバーとしてはUSBメモリみたいな形状のものが多いイメージなので、ワイヤー状のものは少し珍しいかも?

レシーバーとヘッドセットの距離をちかづけることで、遅延が少なくなったり…ですかね?

なお、接続方式としてはUSBレシーバーを用いた無線接続以外にBluetooth接続とUSB Type-Aを用いた有線接続もありますが、自分はUSBレシーバーを用いた無線接続でしか使っていません。

パッケージや付属品についてはこんなところですね。

マイクテスト

次に、マイク音質について紹介しようと思います。

実際にBlackShark V2 HyperSpeedを用いて録音した音声と、比較用としてロジクールG435で録音したもの、オーディオテクニカATH-M50xSTSで録音したものがあるので、是非聞いてみてください。

BlackShark V2 HyperSpeedで録音

まずはBlackShark V2 HyperSpeedで録音したものから。

この録音だとしゃべりだし付近に若干無線っぽさがあるものの、それ以降は無線感はあまりないし、音質もかなりクリアだと思います。

普段使っててもたまに無線っぽくなる時があるんですが、口とマイクとの距離とかも関係してるんですかね?イマイチわからず…。

ロジクールG435で録音

次に、手持ちのワイヤレスのゲーミングヘッドセットとしてロジクールのG435があったので、そちらでも収録してみました。

価格帯も全然違うので仕方ないとも思いますが、マイクの品質は全然違いますね。明らかに無線っぽさが多いです。

ワイヤレスのヘッドセットって割とこんな感じのマイク音質であることが多いことを考えると、BlackShark V2 HyperSpeedの優秀さが伝わるかなと思います。

ATH-M50xSTSで録音

最後にマイク品質が良いヘッドセット代表としてオーディオテクニカのATH-M50xSTSでも収録してみました。こちらは以前以下の記事で載せたものと同じ音声になります。

改めて聴くと本当にマイク音質良いですね…。

BlackShark V2 HyperSpeedも流石にこちらには劣るかなと思います。

とはいえ、ワイヤレスってことを考えるとやっぱり相当音質良いんですけどね。

マイクに関する感想

実際にこのヘッドセットを使って感じたことについて書いていきます。

ワイヤレスにしては相当クリアな音質

ネットの評判とかは調べていたのである程度は知っていたのですが、マイク音質は本当にクリアです。

ヘッドセットのマイクって、こもりがちなことが多く、ワイヤレスだとその傾向が顕著なんですがこのヘッドセットはかなり頑張ってます。

ワイヤレスにしてはって書きましたが、ヘッドセット全体で見てもかなり優秀なマイクなんじゃないかなと思います。

少し前に紹介したオーディオテクニカのヘッドセットには流石に少し劣るものの、それでもかなりハイレベルです。

ゲーム中のボイスチャットとかなら当然余裕で使えるし、何なら配信とかで使ってもいいレベルに感じますね。

というか、私は実際配信でこのマイクも使ってます。例えば以下の配信とかはこのマイクを使ってたはず。

二日酔いと味方と戦うユナイト / Jrのユナイト配信
二日酔いと味方と戦うユナイト

ヘッドセットだからマイクの位置を気にしなくていい上に、ワイヤレスなのでケーブルも気にしなくて良いため、非常に楽なんですよね。

なので、通話や配信でこのヘッドセットを使う頻度がかなり増えました。

若干だけど無線特有のノイズがある

ただ、相当マイク音質は良いんですがそれでも若干だけノイジーな感じはあります。

ノイジーというか無線特有の無線感といいますか。

注意深く聞かないと分からないとは思いますが、気になる人はもしかしたら気になるかも。

とはいえ、このレベルの無線感で気になるのであれば、もはや有線のヘッドセットを選ぶしかないんじゃないかな。

しかも例え有線のモデルを選んだとしても、このマイクに勝てる音質のマイクを搭載したヘッドセットは結構少ないと思います。

マイクブームはフレキシブルだけどしっかり止まる

また、マイクの音質に直接関わる話ではないんですが、マイクブームがしっかりしててかなり良い感じです。

フレキシブルにぐにゃぐにゃと動かせるタイプなんですが、しっかりと固定されてくれます。

なので、いい感じのポジションへの調整がしやすく、しかも使用中にズレてきてしまうということもほとんどありません。

ほとんどというか今のところ1度もないですね。

もちろん、経年劣化とかで位置がズレるようになるとかはあるかもしれませんが、それはまあ仕方ないかなと。

跳ね上げ式じゃないので、マイクを使わない時とかヘッドセットを付けながら何か食べる時とかにマイクが邪魔にならないかな?とも思いましたが意外とそんなこともなく、適当にぐにゃっと曲げておけばそれで問題なしです。

音質について

次に、マイクではなくヘッドホンとしての音質について少し書いてみます。

ただ、音質って結構個人の好みが別れると思っているので、あくまで1個人の意見として捉えてもらえればと。

定位感はばっちり

まずは定位感について。

こちらについては、ゲーミング用のヘッドセットということもあり、定位感はバッチリですね。

定位感がしっかりしているということは、音の聞こえてくる方向がしっかりとわかるということです。

ゲームでいうと、例えばFPSならば足音や銃声がどこから聞こえるのかがはっきりわかったり、RPGならキャラの話し声がそのキャラのいる方向から聞こえるといった感じ。

銃声の方向なんかはわかりやすい例だと思いますが、音が聞こえる方向がはっきりとわかるのってゲーム体験において結構重要なんですよね。

だからゲーミングヘッドセットって定位感はしっかりとしたものが多いのですが、こちらのヘッドセットもその例に漏れずって感じです。

解像度もしっかりと高め

また、解像度もしっかりと高めで、音の区別はしやすいですね。

またしてもFPSの例になってしまいますが、足音と銃声の区別ができなかったりしたら困りますよね?

なので、ゲーミングヘッドセットは基本的に解像度が高めであることが多いと思っているのですが、こちらもその例に漏れずといったところです。

あくまでゲーム用であり、音楽鑑賞向きではない

定位感もしっかりしていて解像度も高めだと思うんですが、あくまでゲーミング用であって音楽鑑賞用ではない、という気がしています。

もちろん、音がこもっているといったこともないし、音楽鑑賞に全く適していないわけではないです。

ただ、何といいますか、全体的に音が軽い気がするんですよね。

具体的には低音がかなり少ない気がしていて、多分意図的に抑えられているんじゃないかと思います。

爆発音や足音といった低めの音に銃声みたいな高めの音が負けてしまわないように低めの音を抑えた音作りなのかも?

この考察が合っているかはともかく、モニターライクな音ともまた違って、全体的に軽いというかタンパクというか…。

なので、音楽鑑賞にはあまり向いていないんじゃないかと思います。そもそもゲーム向きに調整されていますしね。

その他の使用感について

次に、着け心地や電池持ちといった、その他の使い心地について書いていきます。

付け心地

まず着け心地についてですが、これは結構いいと思ってます。

イヤーパッドの弾力性、頭頂部のクッション性共に優れているので、着けていて痛くなる、みたいな事は特にないです。

イヤーパッドがしっかりしているおかげか、メガネと干渉して耳が痛くなるといったこともないですね。

側圧に関してはどちらかと言うと強めな気がしますが、不快に感じるようなことは全然ありません。

いい感じの強さでしっかりとヘッドセットの位置が固定されるので、むしろかなり好印象。

重さに関しては約280グラムということで、めちゃくちゃ軽いってわけではないと思いますが、どちらかというと軽めなのかな?

少なくとも長時間つけてても重くて疲れる、みたいなことは特にないです。

単純な重さだけではなく、適度なクッション性と締め付けのおかげで、頭全体でしっかりと支えられるからかもしれません。

とりあえず付け心地はいい感じです。

電池持ち

次に電池持ちについてですが、かなり電池持ちは良いと思います。

公式では最大70時間となっているので、週末に1度充電しておけば毎日10時間使っても大丈夫な計算です。10時間使っても週一家の充電でいいってヤバいですね…。

もちろんあくまで公称なので若干の誤差はあると思いますが、今のところ何度も充電しないと直ぐに電池切れになってしまう、みたいなことはないです。

自分の使い方の場合は1回充電しておけば2週間以上余裕で持つので、電池減ってきたかなーみたいなタイミングで適当に充電してあげればOKって感じ。

電池持ちが悪くて何度も充電しないといけない、みたいなパターンは結構面倒なので、電池持ちが良いのはありがたいですね。

機能性

機能性については、ミュートボタンや音量調節機能など一通りのものは揃っています。

ミュートは押し込み式のボタンタイプで、音量調節はクルクル回す無段階式のやつです。

ミュートに関してはマイクはね上げ式のパターンも結構多いですが、あれってミュートの度にマイクの位置を調節しなきゃいけない点がイマイチなんですよね。

その点ボタン式だとマイクの位置は別にズレないので、個人的にはボタン式のミュート結構好きです。

ボタン式よりはね上げ式の方がミュートかどうかがわかりやすいみたいな意見も聞きますが、個人的には微妙かなと思っています。

確かにマイクが跳ね上がってるって状態は自分で理解しやすいんですが、完全に上がりきってなくて実はミュートになってなかった、みたいな事も案外あるんですよね。

なので、単純にどちらが優れているとかではなく、一長一短なのかなと思います。

価格などについて

最後に、価格や発売された時期などについて簡単にまとめようと思います。詳しくは公式サイトを見ていただければと。

価格

価格については定価20,880円となっていて、ゲーミングヘッドセットとしては中間くらいの値段かなと思います。

ハイエンドモデルはもっと高いことが多いし、入門機はもう少し安いので本当にミドルエンドって感じ。

ハイエンドはちょっと高すぎるって人にも、入門機からステップアップしたい人どちらにとっても買う理由になるのかなと思います。

発売日

発売されたのは2023年の10月なので、もう少しで一年ですね。

新商品ってわけではないですが、古臭くなってしまっているほどの期間も経っていないって感じですかね。

そのうちV3も発売されるでしょうが、新型出るのを気にして買わないっていうのも微妙ですし、気になるなら買っちゃってもいいと思います。そもそもの完成度高いですしね。

まとめ

ということで、今回はマイク性能に定評のあるRazerのワイヤレスヘッドセットBlackShark V2 HyperSpeedについて紹介してみました。

ワイヤレスなのに相当マイクの品質が高く、音質や付け心地もハイレベルにまとまっているので、個人的に結構おすすめのヘッドセットです。

特にワイヤレスだけどマイク音質にこだわりたい!という人にはうってつけじゃないかなと思います。

ではまた!

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